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ボルトの選び方(輸入車編)

輸入車の場合、ホイールの固定にはボルトが使われている場合が殆どです。
社外ホイールを安全にご使用頂く為に、下記の注意事項についてよくお読み頂くと共に
各チェック項目について十分ご確認頂く事をお願いします。
尚、ボルトの選定等にあたりご不明点/ご不安など御座いましたら、事前に専門店へご相談頂く事を強くお勧め致します。

60°テーパー ラウンド
図1 図2

①ボルトの座面形状を確認しましょう。

図1の様に座面角度が60度でまっすぐ斜めになった、60°テーパー形状と、
図2の様に座面部分が丸い形状の、ラウンド形状があります。
またラウンド形状の場合、その丸い部分には丸みの異なった3種類の R12 R13 R14 の寸法が御座います。

②ボルトの太さを確認しましょう。

ボルトねじ部の太さには 直径12mmのM12、直径14mmのM14 が存在します。

③ねじピッチを確認しましょう。

ねじピッチとは、ねじ山の溝と溝の間隔を表す数字で、P1.25 P1.5 P1.75 等が存在します。
殆どの車種は P1.25 もしくは P1.5 の場合が多いです。

④ボルト突出し量を確認しましょう。

現在お使いのホイールを車輌から外し、ホイール表からボルトを差し込んだ時に裏面に突出するボルトの突出し量を確認して下さい。
突出量は概ね15mm程度の事が多い様ですが、適切な突出量は車種によって異なる為、一概には言えません。
基本的には純正ホイールと純正ボルトの組合せで突出量を計測頂く事をお勧めします。これが基本になります。
下記図の様に確認をお願いします。
図3の様に突出量が短い場合、ねじ山破損、ボルト破断の原因になります。
図4の様に突出量が長すぎると車輌側ハブ内部にあるブレーキシステムやABS装置、その他のパーツに干渉する恐れがあります。
図5の様に適切な突出量を確保しましょう。

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図3 図4 図5

⑤最終確認

車輌へホイール装着後は、車輌リフトアップとギアニュートラルのフリー状態で、手でホイールを回転させ
スムーズに回転する事を必ず確認しましょう。

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その他、エアーセンサーについて。

高年式の輸入車では、何らかの方法によりタイヤの空気圧異常を知らせる機能が備わる事が多くなりました。
大きく分けて TPMSエアーセンサー を用いる空気圧異常の感知、 ABSセンサー等 利用した左右回転差による異常感知の方法があります。
ABSセンサー等を用いるタイプの場合、物理的にホイール又はタイヤ内部にセンサー等を装備する必要はありませんが、
TPMSエアーセンサー型の場合、ホイールのエアバルブ内部に電波を発信するセンサーを装備する必要があります。
このセンサーを装備しない場合、スピードメーター付近に空気圧異常を知らせる警告ランプ等が点く事になります。
中には警告ランプを無視して使用している方もおられたり、車輌によってはこのTPMS機能をキャンセルさせる事が出来るかもしれませんが、
基本的にはセンサーの装備が望ましいと考えます。


尚、スタッドレス用にセンサーをご用意頂ける場合、当社までお送り頂ければ当社にてTPMSエアーセンサーの組込渡しが可能です。
また当社ではセンサーの複製機を用意しております。何も情報の入っていないTPMSセンサーに車輌等の情報を入力します。
ただこの複製機では対応できる車種に限りがあり、当社で複製エアーセンサーをご提供できない場合が御座います。
複製エアーセンサーをご希望の場合は、当社までご相談頂ければと思います。
ご相談頂く際には、車種名/グレード等、および車検書のFAXをお送り頂ければ判断材料になります。 当社FAX 0875-74-7052まで

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